越夏株の越冬

越夏に成功した苗のその後です。
秋は長く、葉を増やすことができましたが小ぶりのように感じます。

このまま冬も成長を続けますが、来年の開花は微妙です。

越夏率１００％達成！！

今年の夏は特に厳しかったので、エキウム・ウィルドプレッティの苗は全滅してしまうだろうと覚悟していました。しかし、わたしのところの苗は全滅どころかすべてが越夏に成功しました。

越夏成功の原因はおそらく種の遺伝子が耐暑性に優れていたためだと思います。昨年初秋に播種したこれらの苗はすべて、２度の越夏に成功した苗の種から育てたものなのです。

この苗は８月の下旬になってもまったくダメージを受けていないように見えます。日本の平地で代を重ねるなら、ウィルドプレッティでも日本の過酷な環境に適応するようになるのかも知れません。

エキウム・ウィルドプレッティ越夏必勝法

平地においてエキウム・ウィルドプレッティの越夏は至難です。普通に育てていれば大半の苗は枯れてしまいます。

平地でウィルドプレッティを越夏させるには、風通しの良い日陰に置くのが最善です。そうしたとしても完全な越夏は期待できませんが、越夏率は高くなります。

上の写真のウィルドプレッティは紫蘇の葉の影で夏を越し翌年の春に開花しました。

越夏準備

今の時期はエキウム・ウィルドプレッティには厳しく、苗によってはすでに参ってしまっているものもあります。
この苗は、朝日はあたるもののそれ以外は半日陰になるところで管理しています。
今のところは順調のようです。このまま夏を乗り切ってほしいものです。

ウィルドプレッティが茎を伸ばし始めた

この時期にエキウム・ウィルドプレッティが茎を伸ばすのは珍しくなく、むしろ少し遅すぎというべきなのですが、驚きました。エキウム・カンディカンスと取り違えたかと驚きました。

葉の形状は確かにカンディカンスでなくウィルドプレッティですし、管理上も取り違えることはありませんから、これはウィルドプレッティで間違いありません。

それでもやはり驚かざるをえないのは、これが昨年9月に播種したものだからです。まだ8ヶ月も経っていません。
ウィルドプレッティが茎を伸ばすのは開花の時に限られます。日当たりが悪いから光を求めて茎を伸ばすということはありません。 もしかして開花してしまうのでしょうか。

それでもはやり、花芽らしいものは見られませんし、肥料もふんだんに与えたわけでもないので、開花するとは考え難いです。どうであれ今年はこの現象を追っていこうと思います。

花の文化園のエキウム・ウィルドプレッティ

毎年今頃になると東京ディズニーシーではエキウム・ウィルドプレティが開花の兆しを見せるようになりますが、大阪南部河内長野市においても同様です。

今年は昨年にもまして見事な宝石の塔が立ちそうです。

2年目の春

この株はそれなりに大きくなっていますが、まだ1歳程度なので今年の開花は難しいです。
来年開花するかも知れませんが、そのためには暑い夏をこさなければなりません。

播種から5か月

ポットから葉が溢れでています。
根がポットいっぱいになっているため、成長が抑制されています。鉢上げしなければなりません。