エキウム・ウィルドプレッティ栽培記録
Echium wildpretii
2011年12月18日日曜日
霜害・耐霜性
ウィルドプレッティが自生するテネリフェ島では、冬の最低気温は10℃程度で安定していることから、霜害の問題はありません。しかし、日本では問題となります。
ウィルドプレッティには耐霜性があるという意見と、ないという意見がありますが、軽い霜なら十分耐えることができます。
もっとも、冬場は天蓋のある陽の当たる場所におくなどして、霜が当たらないようにしておいた方が良いでしょう。
2011年12月5日月曜日
ピロリジジンアルカロイド
少なくない植物が、自己防衛のために毒素を生合成しています。ムラサキ科シャゼンムラサキ属(エキウム属)もその例外ではありません。
エキウム・ウィルドプレッティも、葉や茎その他全体にわたり「
ピロリジジンアルカロイド
」という毒をもっています。これを一定以上の量摂取するなら、肝障害・肝臓がんを引き起すことがあります。従って、ハーブティーとして飲むことや種子由来の油を摂取することは危険です。くれぐれもエキウムを食べたりすべきではありません。
また、細かい毛は経皮毒性と併せて皮膚かぶれの原因にもなるので、必ず園芸手袋で手を保護して管理しなければなりません。
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