2012年11月3日土曜日

地植えでの栽培は可能か

エキウム・ウィルドプレッティは栽培が難しく、夏期に枯らしてしまうことは珍しくありません。そのため、夏期に高温多湿を避ける(冬季には陽がよくあたる所に置く)点で鉢植えの方が栽培上有利です。
しかし、鉢植えにすれば枯らさずに済むというわけでもありません。鉢が蒸れない環境を与えることが重要です。

次の写真はいずれも地植えのもので、特別な管理は施していません。

上の写真は、昨年の春に播種したもので、昨年と今年の夏を乗り切りました。
また、下の写真は、昨年の秋に零れた種で、今年の夏を乗り切りました。

いずれも生えている所が、日差しの最も強い時間帯は日陰に隠れる点で共通しています。しかし、これらが越夏できたのはほぼ偶然で、類似の環境で枯れてしまった苗の方が多いのが現実です。

なお、昨年の秋の零れ種(下の写真)が生えている土壌は固く、上のものよりも水はけが悪く厳しい環境です。