2013年4月25日木曜日

10度の傾き

早くも51cmになりました。分裂する細胞の数が増えていますので、伸びの速さも加速度的になります。

さて、下の写真のエキウム・ウィルドプレッティは約10度傾いています。今はまだ問題ありませんが開花結実頃は支柱をしなければ、自重で倒れてしまいます。それにしても、テネリフェ島で自然に咲いているウィルドプレッティはなぜ支柱なしでやっていけるのでしょうか?
その答えは、エキウム・ウィルドプレッティが自生するしているテネリフェ島の緯度にあります。
北緯28度19分にあるテネリフェ島では(沖縄本島は北緯26〜27度)、開花時期の南中高度は80度ほどになり、太陽は概ね真上を通過していきます。エキウムは太陽を目指して伸びるため、太陽が真上にあるのは都合が良いのです。

一方千葉県浦安市にある東京ディズニーシーの緯度は北緯35度37分で、今日の南中高度は67.81度です。放っておくなら自重で倒れてしまうことでしょう。